火祭りは、とても丈夫で育てやすい多肉植物の一つです。
そして、夏のつやつやの緑色、秋から冬にかけての紅葉も楽しめます。
そんな中で、案外多い困り事とは、「赤くならない」という悩みを抱えている方がいます。
赤くならない原因は・・・・・。考えてみましょう。
日当たりの良い場所で管理していますか?
火祭りは、とてもお日様が大好きです。
基本的に1年中、日光の当たる所に置いておくのがいいと思います。直射日光でもOKです。
特に、春から夏の間にどれだけたくさんのお日様の光を浴びたかで寒くなったときの発色が違ってきます。
ですから、室内で管理していても天気のいい日は、ベランダ等に出してあげて、めいっぱいお日様を浴びさせてあげてください。
水をやり過ぎていませんか?
多肉植物は、基本的に水を与え過ぎてはいけないことは、周知のことです。
火祭りも、もちろん例外ではありません。
特に、紅葉し始める秋から冬にかけては、断水気味がいいと思います。
しおれてから水をあげても、遅すぎることはありません。
逆に、水を与え過ぎることは、蒸れや根腐れの原因になります。
寒さに当てていますか?
秋から冬にかけて、寒いからと言って屋内に避難させたり、いき過ぎた防寒対策を施していませんか?
ある程度耐寒性のある多肉植物ですので、多少の寒さではへこたれません。
寒さにも十分に当てた方がより赤くなります。
過保護にするのではなく、「かわいい子には旅をさせる」と、立派になって戻ってきます。(笑)
ただ、寒くなったから急に外へ出すのではなく、秋の頃からだんだんと寒さに慣れさせていって、冬の寒さを体感させてあげてください。
火祭りがうまく赤くならない原因として、以上のようなことが考えられます。
今年は、こんなことに注意しながら、火祭りを上手に育ててみてください。