秋麗(しゅうれい)は、我が家の数ある多肉植物の中で、最も増えた多肉植物です。
それだけ、育てやすく、しかも簡単に増やせる多肉植物の一つです。
秋麗(しゅうれい)とは
グプトペダルム属に属します。流通名は秋麗(しゅうれい)です。
寒くなると、スモーキーピンクに紅葉します。
「朧月(おぼろづき」と「乙女心(おとめごころ)」の交配種です。どうりで丈夫なわけですよね。
秋麗は、秀麗(しゅうれい)と書く場合もあります。
春には、黄色い可愛い花を咲かせます。
秋麗の育て方
春から夏にかけて、お日様がよく当たり、風通しの良い所で育てます。
梅雨の頃の雨水の当たり過ぎには注意しましょう。
夏には、紅葉がさめて、緑色になり、ぐんぐん成長します。耐暑性はありますが、夏の直射日光には当たらない方がいいと思います。
今年のような酷暑でも、全然平気でした。
秋になると紅葉し始めますので、また日当たりの良い所においてあげます。
冬ですが、ある程度の耐寒性はありますので、戸外でも大丈夫ですが、氷点下が続くときはプチプチで囲ったり、軒下に避難させたりします。
秋麗の増やし方
大きな株を増やしたいなら、挿し芽がおすすめです。
春、伸びた苗をカットしてプランターなどに並べて挿し芽をします。
風通しを良くするために、ある程度の距離をとって、植えてあげると、よく成長します。
初夏から夏にかけて、ぐんぐん成長します。大きな株の秋麗が、ボンボンと増えます。
小さな可愛い秀麗を増やしたいときは、葉挿しがおすすめです。
この時期は、葉挿しでもよく増えます。
発芽率がいいので、葉挿しをやった分だけ、赤ちゃん秋麗が芽を出します。小さい秀麗がいくつもいくつもできます。
夏は、あまり触らない方がいいと思います。伸びたいだけ伸ばして思う存分成長させてあげてください。
8月頃の秋麗 プランターいっぱいに成長しました。
そして秋は、また増やせる時期です。
来年の春に向けて、伸びた分の茎を切って、プランターに植え替えをします。このように、一旦伸びたものを切って整理した方が、勢いよく成長します。
小さな秋麗は、とても使い勝手がよく、寄せ植え等に使いやすいです。
葉挿しでも、カット苗の残りの茎からもいくらでも小さな芽が出てくるので、手ごろな大きさになったら、どんどん使っていきましょう。