夫婦でドライフラワーづくり、ドライフラワーに適した草花栽培に取り組み始めて7年ほどが経ちます。
いろいろな情報を調べたり園芸店に尋ねたりしながら、たくさんの失敗と失望感、ちょっぴりの成功と満足感をたくさんたくさん重ねてきました。


2025.6.21 夏の気温と湿度から苗を守るために遮光ネットを張りました!



先週、秋植えの苗をポットから地植えにしました。
ただ、これまでの経験から夏越しがどれほど難しいかいやというほど味わってきたので、これまでと同じやり方ではなく、違った対策をしなければと思っていました。
秋まきのルナリアは次の年の夏前までは順調に育つのですが、夏を越す確率がたいへん低い結果しか残せませんでした。全部が全滅だった年もありました。2本だけ生き残った年もありました。
というわけで、春の内に遮光ネットを購入してありました。
真夏の猛暑や湿気を乗り越えるための対策です。
しかし、この遮光ネットもあくまでも実験です。地植えした苗は50本ちかくあります。
はてさて何本の苗がこの夏を乗り越えることができるでしょうか・・・・・・不安!
2025.6.19 秋植えのポット苗を地植えに!



2024年の秋に種まきして順調に育っていた23個のポット苗を思い切って地植えにしました。
この時期のタイミングが地植えにすることに適しているかはたいへん不安はありました。
4月に一回り大きなポット植え替えました。
この時の植え替えも時期的なタイミングに不安がありました。
しかし、ポットの底の穴から地に根が伸び始めていたので、植え替え時と決心しました。
その鉢の植え替えをしたポットも、やはり底から根が地に伸び始めていて、もう地植えをするしか方法がありませんでした。
この季節、いつも心配するのは高温と多湿の影響を受け、枯れてしまう事です。とにかく、様子を見守っていきたいと思います。
画像は左と真ん中は、地植えした様子です。
右の画像は春に種植えしたポットです。これは順調に育っていけば来年の春に開花する予定です。
2025.5.19 やっぱり、今年は花を咲かせないんだなあ


左の画像は、2024年4月のルナリアの画像です。
右の画像は今現在のルナリアの様子です。これは昨年の秋植えのルナリアです。
花は春に咲くのですから、やはり秋植えの場合は、翌々年の春、つまり来年の春に花を咲かせるんですね。
そうすると今年の梅雨や猛暑を乗り越えさせることができるかが鍵をにぎることになります。
猛暑と湿気対策をどう施すかをよくよく考えてやっていく必要があります。
2025.5.8 夏に向かい、順調に苗が育っています!


上の右画像を見てください。4月10日に一回り大きなポットに植え替えたルナリアです。
1本も枯れることなく順調に育っています。茎も葉も大きく育っています。
上の左画像はポット苗です。多少込み合っているので、雑草が生えていたら抜いたり、苗の下の方の色が変色したり枯れかかったりしている葉を取り除いたりしています。
風通しを良くしてあげることが大切だと、最近気づきました。
ポット苗の方も少し間隔を置いて置くようにしました。もちろん風通しを良くするためです。
2025.5.2 ルナリアの種の高い発芽率


4月10日に種まきをしてから約3週間が経ちました。
全部で48のポットに2つずつ種を撒きました。上の画像が3週間経った今の様子です。
約50%程度の発芽率です。
当然のことでしょうが、植物ごとに発芽率が異なるように感じています。しかも発芽率には「まき方」とか「まく時期」などの条件が微妙に影響するようです。
わたしは性格的に大雑把なところがあり簡単に言うと「適当」なので、植物をうまく成長させることができにくいタイプなのかもしれません。
それでもルナリアの種の発芽率にはもこれまでの経験から自信があります。
もう半月もすれば双葉も増えることでしょう。あとはダンゴムシなどに葉を食べられないように注意しなければと思ってします。
2025/4/23 種の春まきから約2週間、種が発芽し始めました!


種まきから約1週間、早くもいくつかのポットで発芽が始まりました。
これまでの経験から発芽率はかなり高いとの確信はあったものの、やはり可愛らしい双葉の芽生えはうれしいものですね。
もっともっと発芽してほしいとの欲が出てきます。
双葉から本葉が生えだしたら、ダンゴムシに食べられないように対策を施す必要が生じます。
2025/4/10 種の春まきと秋まき苗のビニルポット移し替え


これまでは秋まき中心で種の植え付けをしてきました。
手元に種がたくさんあったので、初めて春まきにも挑戦しました。上の左画像が種まき直後の写真です。
直径約8cmのビニルポットに2粒ずつ植えました。
秋まきの時は、たいへん発芽率がよかったので、春まきも期待できそうです。
上右の画像は、昨年の秋まきの苗です。直径約8cmから直径約12cmのビニルポットに移しかえました。
移し替えには時期と根っこへの配慮がかかせません。
移し替えの時期には大きな不安があり、なるべく根を傷めないよう、ビニルポットから苗を抜いたままの状態を保つようにして配慮して移し替えました。
果たしてこの移し替えがうまくいくか見守っていきたいと思います。
2025/3/15 種まきから5か月、冬越しをして順調に育っています!
厳しい冬から温かい春へと季節が移りつつあります。
ルナリアの苗はすくすくと順調な育ちをしているようにかんじます。


いつ地植えにしようかと思っていましたが、時期的には秋がいいようです。
夏の蒸し暑さを乗り越え、やや涼しくなった来たらということでしょう。
ポット苗はよいのですが、プランターの方は込み過ぎなので、根を炒めないように注意しないといけないでしょう。
それにつけても梅雨と蒸し暑い夏をどう乗り切るかが最も大きな課題です。
4月下旬から5月頃には、置き場所と蒸し暑さ対策を施さないといけないと考え中です。
2025/1/19 秋まきのルナリアの苗が順調に冬越し中です!


昨年の10月に種まきしたルナリアの苗が、順調に冬越ししています。
20鉢と2つのプランターに種まきしました。
ほぼ順調に芽吹き、寒空の下、順調に本葉を茂らせています。
ここまでは毎年のように順調なのです。今の育ちが順調に行ったならば、梅雨を迎える前の春には地植えにしようと思っています。
問題は梅雨時を無事に乗り越えることができるかです。
これまでの栽培経験では数本しか花を咲かせ、種取りまでに至ったことがないのです。
たくさんの苗が梅雨と厳しい夏の暑さを乗り越えられるように手を尽くしていこうと考えています。
(2024.7.28)ルナリアの表皮の漂白の仕方と干し方



わたしの漂白方法を紹介します。このやり方がベターでもベストでもないと思います。
上の左画像は、漂白剤につけた直後のものです。
キッチンハイターでもブリーチでもどちらでもよいと思います。
始めにプラスチック容器に水と漂白剤をいれます。
水の量は表皮がつかる程度、3~4cmの深さ程度です。
水と漂白剤の分量ですが、漂白剤は本当に適当です。
30%程度に薄める感じといったらよいでしょうか、表皮は適当な枚数をいれました。
100枚以上は入れています。表皮はどうしても重ねってしまうので、わりばしでかき混ぜました。
適当に難度かかき混ぜればよいと思います。
真ん中の画像はつけてから1時間経ったときの様子。
右の画像は2時間経ったときのもの。段々白くなっていく様子が分かります。
わたしは3時間程度でやめました。


漂白した後は、画像のような干しかご(100均で購入)に入れて日陰干ししました。
一枚一枚広げて干すことが良いのでしょうが、表皮同士が濡れてくっついているため、できる限り広げましたが、たいへん面倒なので、結構重なった状態で干しました。
この時期はたいへん天気が良いので、1~2時間程度干せば、かごを下から適当に何回か押し上げてあげれば左の画像のようになります。
半日も干せば十分だと思いました。
(2024.7.8)ルナリアの収穫【ドライフラワーはマネープラント(銀貨)!】


全体が枯れているようになれば収穫しようと思っていましたが、なかなか全体が茶色く枯れるということもなかったので、緑色の部分が混ざっていましたが、収穫することにしました。
緑色のさやは表と裏の表皮をとらずにしばらく様子を見ることにしました。




さやの両面の薄皮をはぎながら種を取る作業は、なかなか時間がかかりました。薄皮自体は簡単に取れるのですが、全体量が多いんですね。
しかし、数年ぶりの収穫という事もあり、ようやく収穫に至ることができたという喜びでいっぱいでした。
一つ、今回の収穫で学習したことがあります。
それは、一本の株全体が茶色くなるのを待っていると、さやが(中味の種と言ったらいいのかもしれませんが・・・・)黒ずんでしまうところが出てきます。
枝ごとの収穫でもいいのかもしれません。
(2024.7.5)いよいよルナリアの収穫が間近になってきました!
見てください!ルナリアが枯れ始めました!


梅雨に入り、今は梅雨の合間の晴れ空が続いています。
久しぶりにルナリアの様子を見ると、青々として緑色から随分と枯れた雰囲気が出ていました。本来なら「枯れること=楽しみ時期が終わる」ですが、ルナリアは枯れた後の処理によっていくつかの楽しみが出てきます。
①種の収穫②葉の両面の薄皮を漂白すること
③もっとも楽しみなドライフラワーとして楽しむ
もう間もなく茎を切ることでしょう。
(2024.6.18)種の収穫も間近か!


順調に3株のルナリアが成長しています。
たくさん種をつけていて、さや全体がやや黄色味を帯び、中の種が茶色っぽくなり始めたものが見られるようになりました。
本当に収穫が待ち遠しくてたまりません。
いやいや、これほど苦労した栽培なので、もっともっと枯れるのが遅い方がいいなあ。長く長く、できるだけ長くルナリアの姿を見ていたいとも思いました。
この写真の画像ではわかりませんが、ちょうど1年経った株が一つだけ2年株の間で育っています。
今年の梅雨はまだですが、何とか夏を乗り越えてほしいと願っています。
(2024.5.25)梅雨間近、さやが大きく成長し、たくさんついています


ほんとうにうれしいです。こんなにルナリアが成長してくれるとは。
さやもたくさんつきました。
むまだ小さい状態の物もありますが、大きく成長し種がなっている様子もみられます。
うすく透き通るようなさやが本当に不思議な感じです。
これらの株の中には、来年にならないと花を咲かせない株が1株あります。
来年はこんなにたくさん見ることができないのですが、とにかく今を楽しまないとと思い、毎日、何度も見ています。
(2024.5.1)紫色の可憐なルナリアの花


4月19日頃に咲いたルナリアの花、順調に丈を伸ばし、花弁をたくさんつけました。
もう一つ気づくことは花弁の下の方に平べったい緑色の葉っぱのようなものが目立ち始めました。これがドライフラワーになる部分なんだと思います。
そして、その葉?の中に見える小さな粒が種なんだと思います。
たった2株程度のルナリアの栽培に成功したのは、もう4~5年も前のことなので、記憶があいまいになっています。
これからも観察を続けようと思います。乞うご期待を!
(2024.4.19)咲いた!咲いた!花が咲いた!


見てください!ルナリアの花が咲きました!
4年振り?の開花です。
本当にうれしいです。
2年越しできる苗もわずかですし、本当にたくさんの苗を枯らしてきました。ちょっぴり薄めの紫色の葉が、かわいらしくてたまりません。
本当に歓喜の春です。
(2023.12.18)4本の苗はすべて地植えにしました!

今年の初冬は、たいへん温かかったですね。
そこで、プランターで生き残っていた2本の苗と、今年種植えして芽が出た1本の苗を、思い切って地に植えてみました。
どうなるかと心配しましたが、地植えにしてから10日ほどが過ぎていて、順調に育っている様子です。
このまま来年は、3本の苗が花を咲かせてくれることを、心から祈っています。
(2023.11.16)ルナリアの苗は3本生き残りました!



今年の3月に種まきしたルナリア、順調に育っていましたが、いつものように夏の暑さと湿気を乗り越えることがかなり難しく、3本だけ何とか育ってくれています。
地植えにしたものが1本、プランタで育てたものが2本です。
この少ない本数だけでは何とも言いにくいわけですが、わたしの土地柄では、プランタ栽培の方が適しているのかもしれません。
1度目の挑戦以来の生き残り戦士たちです。なんとか来年まで順調に成長して花を咲かせ、実をつけてほしいと願います。
9月15日のルナリアの様子(6月には元気だったルナリアの苗たちのその後)


地植えにしたルナリアの苗とプランターに植えたルナリアの苗も全部で30本くらいはありました。
元気な青々とした葉をつけていました。
あれから約3か月が経ち、いまや残った苗は7本です。あとは全て枯れてしまいました。
水も多くあげ過ぎないように配慮したつもりでした。
プランターは半日蔭の場所に置きました。
1本枯れだすと、次から次へと枯れていくのです。
本当にルナリアを育ているのは難しいと思います。私の住む場所の環境がルナリアの生育環境に適していないのかなとも思ってしまいます。
9月15日現在、生き残った7本のルナリアの苗は「きぼう」と名付けました!


確かにたったの7本しか生き残っていないのですが、何となくこの夏の暑さと湿気に耐え抜いた7本の苗ではないかと期待しています。
何となくですが、命を永らえているような気配を感じるのです。
もちろん、私の希望的推測というものかもしれませんが・・・・・
これまでの失敗経験では、いっぺんにすべての苗が一気に枯れていたからです。
この7本の苗は、ここ半月くらい、生きながらえているのです。
本当にかわいくてなりません。もうじっと見守るだけの日々です。
ルナリアの種まきの仕方(通算4回目)


2023年3月11日、通算4回目の種まきをしました。
種まき自体は、種まき用ポットを使い、1カ所にルナリアの種を2粒ずつまきました。通常の培養土を使いました。発芽率はたいへんよく、90%近い発芽率でした。
5月のゴールデンウィークに花壇とプランターに分けて移植しました。
ルナリアを育てる時の注意点


上の2枚の写真は6月19日のルナリアの苗の様子です。
順調に育っています。ちょっと葉が虫に食われた様子が見られたので、周辺にオルトランを巻いておきました。この梅雨時も順調に育っていてほっとしています。
ルナリアは2年目に開花する花です。
これまでの経験では、2年目の梅雨をどうしても乗り越えることができませんでした。2年目の2度目の梅雨時に枯れてしまうのです。
場所は花壇に植えていました。
唯一、1回目の種まきで1本だけ2度目の梅雨を乗り越え、私にとっては奇跡的な開花の姿を見せてくれました。しかし、その1本以外はすべて枯れてしまったのです。
花壇ですから、どうしても雨が当たり湿度の高い場所となります。そこで、今回は移動できるプランター植えを取り入れることで、梅雨時を乗り越えようと考えたのです。

ルナリアの表皮を漂白してみた

ルナリアを種から育てることの難しさを痛いほど感じているのに、どうして4度もチャレンジしているのでしょうか。
その大きな一因が、漂白したルナリアの表皮の美しさへの驚きにあったと思っています。
はじめから表皮を漂白しようという考えを持っていてわけではないのです。普通に捨ててしまうつもりだったのです。
ただ、その頃妻が、いろいろなドライフラワーの漂白にチャレンジしていて、何の気なしに漂白しただけだったのです。
ところが見る見るうちに白くなり、乾かしてみたら、本当に輝くような銀色の皮に変身したんです。その時の驚きをもう一度体感したいという思いが心のどこかにいつまでもくすぶっているんです。