私とアナベルとの出会いは、知人がとても綺麗な真っ白いアナベルを職場に持ってきて、飾ってくれたことです。
なんて、綺麗な紫陽花(あじさい)なんだろう。素敵!!
花の白さ、大きいフォルム、そしてドライフラワーにもできるということから、私はこのアナベルの大ファンになりました。
アナベルとは
アナベルとは、紫陽花の仲間で、別名アメリカ紫陽花と呼ばれます。
初めて見たときは、さすが日本的!と思ったのですが、世界中で広く愛されている紫陽花です。
大きな丸いフォルムが可愛く、開花期も他の紫陽花と比べるととても長いです。
大きいものは、直径20~30㎝くらいの真っ白い花を咲かせます。
白からグリーンにだんだんと色が変わる、その過程を楽しめるのも人気の理由でしょう。
花が終わると、ドライフラワーにして楽しむこともできます。
我が家のアナベルも一番初めはお友達に頂いたのですが、それから毎年挿し木をして、今では5~6株に増えました。
アナベルを綺麗なドライフラワーにするための大切なポイント
アナベルは、生花としても十分に楽しむことができますが、花が終わってからもドライフラワーとして、さらに長く楽しむことができます。
アナベルを綺麗なドライフラワーにするポイントが収穫時期です。
真っ白いアナベルが緑色になった頃が採り時です。この採り時が、とても大事なポイントになります。
採る時期が早すぎると(白い内に採ると)花びらが縮れてしまいますし、遅すぎると茶色になってしまって、どちらも綺麗なドライフラワーになりません。
画像を見てもお分かりの通り、ひとくちに緑色になったといっても、いろいろな緑色があります。
白から薄緑色、黄緑色と日々変化していきます。
あまり色が薄いうちに切るのではなく、黄緑色が濃くなったら、切ります。
2~3枚ほど茶色くなってしまっても、問題ありません。それは、収穫期です。茶色くなったところは、取り除けばいいだけです。
やはり、この収穫の時期は、毎日アナベルとにらめっこするのがいいのではないかと思います。
毎日見ることで、だいたいこのへんで収穫!という時期が分かるようになります。
収穫は、よく晴れたお天気のいい日に採るのがベストです。
収穫したら、2-3か月乾かしておいて、ドライフラワーにします。
このドライフラワーのままでも、萌黄色っぽいナチュラルな感じでとてもシャビーです。
茎を長く切って、1,2輪を花瓶に飾ってもとても素敵です。収穫したばかりのアナベルを水なしで花瓶に飾りました。ポポラスも添えて・・・・。
このまま、自然にドライフラワーになっていきます。
とにかく、収穫時期さえ押さえれば、あとは自然に綺麗なドライフラワーになってくれます。
まだまだ活躍、アナベルの漂白
ドライフラワーにすると、時が経つにつれて、カサカサ感が増して、少しでも触ると花びらがポロポロとおちるようになります。
アナベルは、ドライフラワーの後もまだまだ楽しめます。
アナベルの漂白です。
そうすることで、またいろいろに活用でき、長く楽しむこともできます。
漂白したあとで、ピンクやオレンジなど染めることもあります。
グリセリンを少し混ぜると、しっとり感が出ます。
こうして、我が家のアナベルはまんべんなく活用され、ドライフラワーとしてそしてその後も、楽しませてくれます。
アナベルは、こんな風に生花で楽しみ、ドライフラワーで楽しみ、そして漂白、色付けして楽しめるお花です。
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