夫婦でドライフラワーづくり、ドライフラワーに適した草花栽培に取り組み始めて6年ほどが経ちます。
いろいろな情報を調べたり園芸店に尋ねたり実際に育ててみたりと、たくさんの失敗と失望感、ちょっぴりの成功と満足感をいっぱいいっぱい積み重ねてきました。また、ドライフラワーを使ったハンドメイド作品やクラフト作品も試行錯誤しながら創作してきました。
そんなわたしたちの経験に基づいた成功談、失敗談、暗中模索談をお読みください。
わたしにとっては、種から育てることが難しいカイザイク
これまで何度かカイザイクの種から育ててみようと試みてきました。しかし、一度たりとも成功したことがありません。種から芽が出たという記憶すらありません。いったいどうしてなんだろうと思うと同時に、自信を失ってしまいました。
種は上の画像のように袋に入っているものを使ってきました。
市で募金に強力した人に対して配っている種です。たくさんいただいたので、何度か種まきをしました。
特別な配慮はしませんでした。(これがいけないのかもしれません・・・・・・)
また、このいただいた種の他に、自宅の庭で収穫したカイザイクの種をまいたこともあります。
しかし、種が熟成?していなかったのか、こちらも一度も芽が出たことがありません。
本当に自信喪失です。
カイザイク(ヘリクリサム)は、ドライフラワーとしてたいへん重宝な花です。
特にどこかにつるして置いたり、風に当てて乾燥させたりという手間がいらない花です。
咲いている状態の花を手でさわるとカサカサとした感じを受けます。
咲いている状態なのに乾燥している感じがする花なのです。つ
まり、ドライフラワーとして最適な花なのです。
しかも、見た目が鮮やかでたいへん見栄えのする花でもあるのです。
これまで園芸屋さんで買い求めたカイザイクの花を地植えにして花を収穫してきました。
でも、園芸屋さんで購入するとなかなか高価なんですね。だからこそどうしても種植えを成功させたかったのです。
そんなある時、何の気なしに挿し木をしてみることにしたんです!
現在の我が家のカイザイクです。
見ての通り、白いカイザイクしか咲いていません。
園芸屋さんで苗を購入していた時は他にもいろいろな色のカイザイクがあったのですが・・・・・
こ の白色以外のカイザイクはすべて枯れてしまいました。
しかし、しかし、この白いカイザイクのほとんどが挿し木で増え、生き延びてきたものなのです。
2023年の6月、3本の挿し木を行いました
手順は簡単!
①画像のように咲いていたカイザイクの新芽を適当な長さ(10cm程度)で切る
②1時間程度切り口を水につけておく(今回は、この手間省いてしまいました。こういう手抜きがいけないのかもしれません・・・・)
③発根促進剤「ルートン」をつける
④カイザイクが咲いている近くに植える(土に割りばしを挿し、植えやすいように穴を掘りました)後は、朝晩の水やりを忘れないように注意しただけです。
挿し木してから1か月以上が経ちました。
残念ながら1本は枯れてしまいましたが、残りの2本は元気に育っています。
本当はもう少したくさん挿し木をしたかったのですが、新芽が少なかったんですね。
猛暑が過ぎた9月下旬頃にもう一度挿し木をしたいと思っています。
ただ、白いカイザイクしかないので、どうしても種から育てる試みを成功させなければいけないと強く思っています。
次の種まきはやはり9~10月です。今度はカイザイクの種を買ってこようと思っています。何としてでも成功させたい!
2024/5/15 カイザイクの種まきに挑戦!
物置に、以前取って置いたカイザイクの種を見つけたので、種まきに再チャレンジしました。
これまでも何度も種まきをしてきましたが、うまく発芽した試しがありません。
どうせならとやたらたくさん撒いてみました。
これらの種の中には何種類かの色が混ざっていると思われ、数本でいいからうまく発芽してほしいと願うばかりです。
上の画像は、現在の我が家に残っている2本の苗です。
左画像がもともと残っていたもの。右画像は挿し木ふやしたものです。
いずれも白と淡いピンクの花が咲きます。
わたしの経験で言うと挿し木の方が難易度は低いようで、種まきによる発芽はたいへん難しいと思われます。
やはりカイザイクはいろいろな色があった方が楽しめると思うので、今年こそ種まきがうまくいくといいなと思います。