多肉植物は、ぷくぷくしてとても可愛いところに魅かれて育て始めました。
基本的には大部分は、あまりたいしたお世話もいらず、ずぼらな私向きの植物です。
この薄化粧も近所のおばさんから頂きました。やはり、頂いたものというのは、丈夫なものが多いようです。
近所の方も、何かしら植えて、絶えてしまったり枯れてしまったり育たなかったりで最後に残ったものだからです。
薄化粧(うすげしょう)とは
セダム属に属します。流通名は、薄化粧(うすげしょう)です。
薄化粧は、他の多肉植物と比べるとやや葉っぱが薄い感じです。
春になると可愛い黄色の花を一面に咲かせます。多肉は黄色い花を咲かせるものが多いですが、その中でもとても綺麗な花を咲かせる多肉植物です。
秋になるとまるでお化粧でもしたかのように、葉先がほんのりとピンクや赤に色づきます。
丈夫で育てやすく、成長するスピードも速いので、初心者でも簡単に育てられる多肉植物の一つです。
薄化粧の育て方
春から初夏にかけては、日光のよく当たる風通しの良いところに置いておくのがいいです。
真夏の直射日光は避けるようにしましょう。
耐寒性もある程度はありますが、氷点下が続くときは、クッション材などで保温したり、軒下に避難させたりなどの置き場所の工夫が必要です。
我が家では、基本的には、軒下で雨ざらし日ざらしです。
水もあまりやり過ぎるのは根腐れの原因になってしまうのですが、あまり神経質にならなくても、案外丈夫に育ってくれています。
ただ、枯れたり、病気になって絶えてしまうのは困るので、私の場合はプランターや鉢、花壇など違うところに4~5カ所ほど植えてあります。
置き場所も南側や東側の花壇や玄関に鉢を置いたりといろいろなところに置いてあります。
「こっちがだめでも、あっちはよかった」となるかもしれないので。
春から夏にかけては、成長期です。
夏は一株一株が大きくもなりますが、上に上にと背丈も伸ばします。
秋になると、葉っぱのふちのほうからだんだん色づき始めます。
冬、 寒くなると全体が赤紫になります。
季節ごとにその表情を変えていくので、それを見るのも育てる楽しみの一つです。
薄化粧の増やし方
春になったら、挿し芽で増やしていきます。
挿し芽のやり方は簡単です。伸びた薄化粧を途中でカットして、プランターの中に挿していきます。
私の場合は、たくさん増やしたいので1つのプランターにつき1種類の多肉植物を植えることを基本としています。
そんなに育てられないときは、小さい鉢などに植えればそれなりに増えます。
茎は長くなくても、ただ土の上に置くという感じでいいと思います。それでも、しっかり根付いてくれます。
カット苗を8~10個くらい、離して植えてあげれば、梅雨の頃の成長期にぐんぐん大きくなります。
7月頃の薄化粧
このまま、夏を迎えます。夏の間は、あまり触らずこのままにしておきましょう。
秋を迎えたら、また挿し芽等で増やしていけます。
夏を終えて、背丈を伸ばした分、切って、挿し芽にして増やします。
こうして、元の株も整え、また新しい株も増やしていきます。冬の間は、紅葉の鑑賞を楽しみましょう。
このように、薄化粧は多肉初心者でも、簡単に育てることができ、増やすこともできる多肉一つです。
そして、順調に増やしたら、春と秋は、薄化粧の整理をしながら、寄せ植えや箱庭づくり、友達へのおすそ分け,フリマ等での販売をしています。
多肉生活も育てたり増やしたりするだけではなく、いろいろな楽しみが広がっていきます。
番外編 また、今年も・・・
今年の薄化粧も、とても順調に育って育っていまししししたあああああ・・・・・。途中までは。
ちょっと、気をぬいた隙に、今年もまたやられてしまいました。
あちゃー。
見事に引っこ抜かれていたり、食べられていたり・・・。
少し、油断していました。めちゃくちゃです。
早速、100均で、風車を買ってきて、プランターに挿しました。
こんなことをした犯人は、下記「私の大事な多肉ちゃんを抜いた犯人は?」をお読みください。
とにかく、犯人はうちのたくさんある多肉植物の中で、この薄化粧が最もお気に入りのようです。
困った!困った!
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