こんなご時世、「孫育て」も大変だあ。「えっ! PCR検査?」 コロナ禍の影響をもろに被って、笑顔ばかりではいられない

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「えっ、39度3分!」

 先々週のこと、仕事をしていたら娘から突然連絡がきた。「保育園に行って二人(1歳と4歳の孫のこと)を連れて帰ってきたけど、下の子が39.3度でお医者さんに連れて行ってほしいって。」孫二人は長男の子だが、長女の娘がちょうど休みだったので、彼女が迎えに行ったらしい。
 私は、すぐに休暇を取り家に戻った。1歳の孫は、確かにこのところ微熱をだすこともあったし、鼻水症状もあった。とにかく掛かり付けの病院に連れて行った。

「えっ! PCR検査ですか?」

 先生に息子の状況を話すと、「PCR検査をしましょう。」と言われるではないか。私は内心、(えっ!こんなに簡単にPCR検査ってやれるの?)とあせった感覚に陥っていた。
(ええっ、こんなに近い場所で、こんなに簡単にPCR検査ができるんだあ!)先生は防護服的な服装に着替えて孫の鼻に綿棒を差し込む。泣き出す孫の様子を冷静に見ながらも、(えええっ!そんなに奥まで綿棒を入れるの? そんなに長い時間ぐりぐりすするの?)と思わずにはいられなかった。

「町医者でも、ちゃんと個別診察ができる個室があるんだ。すごいなあ。」

 孫と私が案内された診察室は通常の場所ではなく、裏口から入ってすぐにあった小さな個室だった。どうも感染症などの診察・治療用にこうした部屋が用意されてあったそうである。そういうことまでちゃんと考慮されている現状に、状況の深刻さを忘れて感動してしまった。
 状況の深刻さとは、(もし陽性だったら、私や私の家族は濃厚接触者? ならば症状がない現況では、当分仕事も休まなくてはいけない・・・・・ということ) 孫の心配、自分のこと、家族のこと、仕事のこといろいろな心配事が頭の中を駆け巡った。

「えっ! 4歳の子も発熱? 先生、どうしましょう。」

 下の孫の診察中、家にいる娘から電話が入った。すると、4歳の孫も発熱しているという。体温は37.3度程度だという。先生にすぐ相談すると「とりあえず診察してみましょう」とのこと。急いで家に帰り3歳の孫を連れ、病院に戻る。先生の診察を受けると「念のためにPCR検査をしておきましょう」とのこと。(ええっ、またPCR検査? こんな簡単にやるの? )とまたも驚いてしまった。

診察結果は、翌日に・・・・

 ふたりの孫のPCR検査結果は、翌日の昼頃に出た。陰性だった。この日は私が二人の世話をするため休みを取った。病院から息子のところに検査結果の連絡が入るまでは、なんとなくそわそわしていた。(もし陽性だったら・・・・俺も濃厚接触者としてPCR検査を受けるんだろうな。)(濃厚接触者は俺だけじゃなくて、奥さんも娘も、もちろん息子たち夫婦も・・・・)(陽性だったら、周りのみんなが2週間?くらい休むのかなあ) 様々な思いが駆け巡った。
でも陰性だった。本当にほっとした。
世の中には俺と同じような思いをした人は、数えきれないくらいいるのだろうと思う。その切ない思いを思うと・・・・・・とにかくコロナの終息を願うばかりである。


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ドライフラワーやハンドメイドが趣味です!制作過程やクラフト店の様子を発信しています。多肉植物、ドライフラワーが好きな方は、ぜひご覧ください!

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