娘が生まれた時の記念樹として、さるすべり(百日紅)の木を植えました。
娘は夏に生まれたので、ちょうどその頃に花が咲いて、存在感のある花だったのでさるすべりを選びました。
サルスベリ(百日紅)とは
さるすべりは、その名の通りサルも滑ってしまうというほど、白くすべすべした幹が特徴です。
よくシンボルツリーとして庭などに植えられる木で、夏にピンクや赤、白などの花をつけます。
花が百日も咲くという事から、「百日紅」と書きます。
そういえば、私の実家にもさるすべりの木が1本植えてありました。昔から、家の庭によく植えられる親しみのある木だと言えます。
また、秋になると、花が終わってそのあとに種ができるのですが、種が落ちた後の殻がとても可愛く、リースなどの材料としても重宝されます。
さるすべりの殻は、黒に近い茶色なのですが、このように漂白するとより可愛くなり、リース等に飾ります。
このように、花~種殻まで余すことなくハンドメイドに使えるので、ハンドメイドの花材としても人気があります。
さるすべりには、ピンク、赤、白などいろいろな花の色がありますが、我が家のさるすべりは、少し変わっていて、赤ピンク色に白いふちがあります。
さるすべりのドライフラワー
とても綺麗な花なので、ドライフラワーにできないかと思い、自然乾燥でドライにしてみました。
枝を切って、逆さまにして、しばらくつるしておきました。
けれども、自然乾燥では、茶色くなってしまい、綺麗な色の部分が残らず、失敗しました。
その次の年は、シリカゲル(花用の乾燥剤)に入れて、ドライにしてみました。
みえなくなるまで、きちんとドライフラワー用の乾燥剤(シリカゲル)の中に入れます。
シリカゲルに一週間程入れて、乾燥させると、少しくすみますが、赤い色の部分が鮮やかに残ったドライフラワーが出来上がりました。
一つ一つの花びらがぷっくりとしていて、フリフリの可愛いドライフラワーが出来上がりました。
色も綺麗に残りました。主に、花びらを使うのがいいのではないかと思われます。
レジンなどのアクセサリー作りやキャンドル、アロマワックスバー等に使われる方もいるのではないかと思い、フリマで販売しましたら、とても、好評でした。
娘の記念樹の花が、こんな形で誰かの役に立ち、生かされて、他のものに生まれ変わるなんて、なんだかとっても幸せな気分になりました。
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