時に、コラムもいいことが・・・・
定年退職後、朝刊を読む時間がそれ以前よりも長くなった。
その影響か、記事だけでなく、コラムや社説、読者の声、様々な生活情報等など、読む量が増してきている。
社会的な記事を読んでいて気になることもある。文章がうまく読み取れないときが時々ある。何度読んでも文意が読み取れない、何を言いたいのか意味が分からない、そんな記事に出会うことがある。新聞社には、記事を書く人がいて、その記事を推敲する人もいるだろう。一つの記事は何人もの人が推敲を重ねて、最後に紙面に印刷されるのではないかと推測する。にもかかわらず、意味不明な文章に出会うことはよくある。
笹生優花選手の偉業・・・お見事でした。
笹生優花選手のお名前、今までにあまり聞いたことがなかった。大会2日目あたりからこの名前に注目していたぐらいだった。三日目に2位となった時点で、(すごい19歳が現れたものだ。松山英樹選手の偉業につづくかも・・・・)と注目した。ところが4日目の朝、ヤフーで調べると出だしで2ホール続けてダブルボギー。(ああ、このまま崩れていくのかなあ)と思い、数時間、笹生選手のことは忘れていた。9時ごろ何とはなしにヤフーをチェックすると笹生優花選手がプレーオフを制して優勝とあるではないか、びっくり仰天とはまさにこのことである。
久々に心に残る言葉に出会う
昨日8日の朝刊のコラムにこんな言葉が載っていた。
「・・・・・壁の向こうにあった目標をしっかりと見ながら進めたのが笹生選手だろう。・・・未来はいくつかの名前を持っていると、作家ユーゴ―が書いている。弱い人には不可能、臆病な人には未知、考え深く、勇気ある人には理想だと。世界一を可能と信じ、その道のりも知る人の強さが勝因だったかもしれない。・・・・・」
ユーゴ―の言葉がいい。久々に心が震えた。
自分の未来の名前は・・・
今の自分の未来はどんな言葉で言い表すことが出来るだろうか。いまの心境で言えば「希望と不安」あるいは「不安定」だろうか・・・・「希望」と「不安」の入り混じった気分、それは「不安定」と言い換えることができるようにも思う。私の未来を表す言葉は変わっていくのだろう。人は心持ちが大切だと改めて思う。できれば明るく、それこそ未来への希望があふれる言葉がいい。そう「可能性」とか「希望」がいい。
それでもユーゴ―の言葉は、勇気を与えてくれたように思う。久々によいコラムと出会ったことに感謝したい。
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