藤袴(ふじばかま)に引き寄せられる旅をする蝶、アサギマダラ!

夫婦でドライフラワーづくり、ドライフラワーに適した草花栽培、珍しい花やお気に入りの花栽培などに取り組み始めて5年ほどが経ちます。
いろいろな情報を調べたり園芸店に尋ねたりしながら、たくさんの失敗と失望感、ちょっぴりの成功と満足感をたくさんたくさん重ねてきました。

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目次

(2023.11.2)我が家のフジバカマのその後

フジバカマの苗を購入して3年程が過ぎました。

初めは鉢植えで育てていましたが、やはり地植えの方が生育するだろうと考え、地植えにしました。


株自体は大きくなりました。

しかし、白一色になってしまい、藤色の方の苗はいったいどうなってしまったのでしょうか。

これでは、アサギマダラの飛来なんて夢のまた夢の話しですね。トホホ。

アサギマダラとの出会い

地元の里山で、フジバカマを植えて群生させようと試みているという話を聞き、その里山を訪れたのが2年前の10月でした。

フジバカマにはアサギマダラという大きな蝶が飛来してくるとの話も聞いていました。

もしかしたらアサギマダラに会えるかもしれないとの期待も胸に秘めての里山訪問でした。

駐車場から歩いて10分ほどで里山に着きました。

里山には数名のボランティアさんがいらっしゃって、里山の整備に尽力されていました。

そのボランティアさんから、「ちょうど今日は、フジバカマにアサギマダラがたくさん来ているよ。」とたいへんうれしい情報が寄せられました。

アサギマダラが、フジバカマの群生地にやってくることは人づてに聞いたり、ニュースでは見たりしたことはありましたが、実際には見たことがなかったので、一気にテンションが上がりました。

フジバカマの群生地がに行ってみると、10匹くらいの蝶が優雅に舞っていました。

(あれがアサギマダラなんだ!)本当に大きな蝶でした。

ゆったりとフジバカマの間を飛んでいました。

フジバカマの花に止まって密を吸っていました。

なんの警戒心を持つことなく、ひらひらと散歩しているかのように舞っていました。

想像よりもずっと大きく、綺麗なまだら模様の蝶でした。

フジバカマってどんな花?

・秋の七草の一つ 
・多年草、宿根草 
・フジバカマの雄が好むフジバカマに含まれている「ピロリリジンアルカロイド」の接種が性フェロモンの分泌に必要と考えられている 
・「旅する蝶」と言われる。台湾や東南アジアから日本へやってくる。中には2500kmもの長旅をするものも


・根茎を伸ばしてどんどん増えていく。
・株分け(2月頃)や挿し木(梅雨時)も比較的簡単。

アサギマダラってどんな蝶?

・成虫は翅の大きさが5~6cm
・日本では全土に生息。成虫は春から夏にかけて南から北に移動し、移動先で世代を重ねた後、秋になると耳へ移動する。

アサギマダラの渡り
・渡りをすることが判明したのは1980年ころ、現在も調査活動が進められている。
・渡りの理由、渡りをする能力などは調査中。
「マーキング調査」で解明しようとしている
   ア 翅(ハネ)に油性ペンで調査地名、調査日、調査者名を書く。
      誰かがマーキングした蝶を誰かが見つけ、情報提供したり、
      アサギマダラ調査団体に情報を寄せたりする。

高尾山などでは、福島県や愛知県でマーキングされた個体が見つかったことがあり、直線距離で200km以上飛んできたことになる。    

・アサギマダラ調査団体で見つかった渡りの例
  和歌山県2011.10/10→高知県2011.10/20→中国・香港深水湾2011,12/31

フジバカマの購入(いつか我が家にもアサギマダラの飛来が・・・・)

 

フジバカマを植えておけば、いつか我が家にもアサギマダラが渡ってきてくれるかもしれない。そんな淡い期待をもってフジバカマの苗を2本購入しました。私の住む地域で、アサギマダラの飛来のニュースをきいたことがありません。群生するくらいにたくさん咲いていないとダメだろうとは思いましたが、とりあえず植えてみることにしました。

夢は膨らみます。

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この記事を書いた人

ドライフラワーやハンドメイドが趣味です!制作過程やクラフト店の様子を発信しています。多肉植物、ドライフラワーが好きな方は、ぜひご覧ください!

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