秋になると高い木の上の方に、朱色の綺麗な小さい粒がたくさん実っているのをみかけませんか?
そう。
「ツルメモドキ」なんです。
下の方から静かに引っ張ると、するすると取れます。
ツルウメモドキとは
つる性の植物で、秋になると緑色の殻をつけます。その殻がはぜると、中から綺麗な朱色の実が顔を出します。
つる性なので、近くに高い木などがあると、それを伝って上へ上へとどんどん成長していきます。
収穫するときは、なるべく静かに引っ張って、実がなるべく落ちないようにします。
つる性なので、リースにしたり、枝のしなり具合を楽しんだり、用途は様々です。
朱色の実がとても素敵なので、とても人気のある植物です。
ツルウメモドキのドライフラワー
ツルウメモドキは、ドライフラワーにするととても長く持ちます。
また、そのツルのしなり具合の感じが素敵で、玄関に飾ったり、花瓶に入れて楽しんだりすることができます。
収穫したばかりは、まだ実がはじけていないので、硬い緑色の殻に覆われています。
まだ、実が弾けていない早いときに収穫した方がより綺麗なツルウメモドキを楽しむことができます。
時期になると、どんどん弾けてしまいます。
葉っぱもついていますので、綺麗なドライフラワーにするためには、1枚残らず取り除いて、茎と実だけにします。
収穫して2~3日経つと、中の実が弾けて、朱色のまあるい実が一斉に顔を出します。
朱色のかたまりになるので、とても綺麗です。
実が弾けると、緑色の殻は取れやすくなり、ポロポロと落ちるようになります。
けれども、朱色の実のほうは、案外落ちずに半年から1年くらいは楽しむことができます。
こんな小さな枝は、リース等に飾れば、ハロウィンやクリスマス、お正月まで楽しむことができると思います。
今の時期しか楽しめないので、是非見つけてください。