初めてのマハ作品との出会いは、「たゆたえども沈まず」でした
原田マハさんの存在を知ったのは、NHKのある番組に出演していたのを見た時が初めてでした。その番組の中でゴッホなどの有名な芸術家を題材にした作品を発表していることを知りました。
さっさく図書館、古本屋に出掛けました。
2冊、古本屋で購入しました。その一冊が「たゆたえども沈まず」でした。
19世紀後半、栄華を極めるパリの美術界。画商・林忠正は助手の重吉と共に流暢な仏語で浮世絵を売り込んでいた。野心溢れる彼らの前に現れたのは日本に憧れる無名画家ゴッホと、兄を献身的に支える画商のテオ。その奇跡の出会いが“世界を変える一枚”を生んだ。読み始めたら止まらない、孤高の男たちの矜持と愛が深く胸を打つアート・フィクション。
「BOOK」データベースより
久しぶりに読みふけった「キネマの神様」
39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。
「BOOK」データベースより
就寝する前に本を読むことが、このところの習慣になっていました。
でも読み始めるとすぐに眠くなってしまい、1~2ページ読むのがやっとという状況でした。
しかし、この本を読むようになって、
久しぶりに眠ることを惜しむように
むさぼり読みにふけりました。
特に 父親とローズ・バッドとのブログでのやりとりは圧巻でした。
そして、そのブログのやりとりからの物語の展開にも引き込まれました。
物語全体の登場人物の織り成す人間模様にも引き込まれました。
つくづく作家の方々の 文章力、物語の構成力、着想や発想、
そして何よりも作家自身の人間性と生き方・生き様・・・・
何と表現したらよいものかと迷いますが、
やはり私のような凡人には書けるものではないんだろうなと
つくづく思います。
やっぱり私はアナログ派(ペーパー派)
新しものの大好きな私にとって、
電子書籍も魅力的でいいなと思います。
一度試してみたいとも、何度も思いました。
それでも、一度も読んだことはありません。
やはりペーパーとしての本の方が、自分にはしっくりとくるようです。
☆手軽に どこにでも持っていけます。
※バッテリーや電源を気にしなくてもいい
☆「あとがき」とか「本の表紙」「本の帯」などにも魅力を感じます。
困るのは、本の処分方法や始末方法
皆さんは、本の処分をどのようにしていますか?
これまでもたくさんの本を購入してきました。
最近は、図書館で借りたり古本屋で安価に求めたりしています。
それでも、本はたまる一方です。
これまでも、
資源回収に出したり、リサイクルボックスに出したり、
図書館に本を寄付したりと、減らす努力はしてきました。
しかし、やはり捨てられない本というのがたくさんあるんですよね。
愛読書はやはり捨てられません。
自分が死んだときには、棺の中に愛読書の中から1~2冊は
入れてもらいたいと考えています。
さてさて、何の本をいれようかな・・・・・
(そんなことを考えるのは、まだ早いと家族から言われそうです。)
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