2020年の1月1日、今年からの目標に「一日一句」を掲げた。
特に俳句を勉強したことはない。毎週木曜日に放映されている芸能人の査定番組「プレバト」に刺激を受け、「俺も挑戦してみるか」という気軽な気持ちから始めた。
それ以来、早いもので1年半近くが経とうとしている。
せっかく作・・・・ということで、時々家族査定してもらうことにした。
まずは「作る」ことを第一義とした。
「タラの芽を たらふく食べて 腹春かな」 2021.04.12
近所の人からタラの芽をいただいた。さっそく天ぷらに揚げて食べたときの感動をうたった。

家族査定 才能なし
・「腹春」が意味不明。

家族査定 超才能なし
・「腹春」自分で言葉をつくらないでくださいとN先生なら言いそう。
「入学式 はな葉桜も 笑顔咲く」 2021.04.07
入学式だというのに、早桜の花は散ってしまい葉桜の状態。しかし、新1年生の笑顔が咲いたように輝いているという思いをあたった。

家族査定 凡人
・入学式と笑顔という組合せは、はいて捨てるほどある表現。
・擬人化は100年早い。
「桜散り 満開の花は 孫の顔」 2021.04.09
桜が散ってしまった。しかし桜の最盛期が過ぎても満開の花が咲いている。それは孫の笑顔である。

家族査定 才能なし
・桜が散っているのになぜ「満開」?分からない。
「天赦日過ぎ 気分一新4.1」 2021.04.01
3.31は天赦日で、いろいろな罪を天が許す日であるということを、ラジオで聞いた。天が許すというほど大げさな罪ではなくとも、いろいろな思い、後悔などを誰もがもっている。そんな気持ちを3.31で払拭して、新しい気持ちで4.1のスタートを切りたいという願いをこめた。

家族査定 査定不能
・4.1という表現はいかがなものか。こういう言い方は、東日本大震災が起こった3.11を思いださせるんじゃないかな?
「春雨や 大地の命も 天目指す」2021.03.21
春雨がふり、天の恵みをを受け、新たに芽を出す命は、天をめざすように力強く成長していくだろうという命の喜びをうたった。

家族査定 凡人
・話が壮大すぎでオーバー
「犬ふぐり 誰知らず咲くけなげさよ」 2021.03.24
ハイキングしていた折、ふと足元を見ると犬ふぐりの花がひっそりと咲いていた。うっすらと青い色でひっそりと咲いている感じが、とても愛らしく感じた。

家族査定 才能あり
・結構好きな句。
・「咲く」はいらないかも。

家族査定 凡人
・「咲く」はいらない。
・どこにでもありそうな句
「春霞 ブログづくりも 春がすみ」2021.03.0505
窓から外を見ると春霞で風景が白っぽく見える。自分のブログづくりもむなかなか進まず、春霞がかかっているようで、なかなか前へ前へと作業が進んでいかない状態をうたった。

家族査定 超凡人
書いた意図が伝わってこない。春霞と春がすみの地価税は何?
「『いいね』つき 心に『いいね』 灯がともる」 2021.02.02
何回かメルカリに出品している。しかし、なかなか「いいね」がつかない。そうした日々は心が暗くなっていく。たまに極たまに「いいね」がつくと、自分が認めてもらえたようで、自分の心にも「いいね」って言われたような気がして、ほっと温かくなる。そんな気持ちを句に込めた。

家族査定 凡人
・気持ちは良くわかるが、後半がもうちょいかな。

家族査定 凡人
・メルカリならではの句
・「灯がともる」が今ひとつ。安易に言葉を選択して無難にまとめた感じ。
「タラの芽や 春の香りと苦味あり」2020.0406
ご近所の方からタラの芽をいただいた。さっそく夕飯のおかずに天ぷらにしてみた。
揚げたてのタラの芽のうまさといったら・・・・口の中に春の香りがしたような、そしてそのあとにくる苦味が何とも言えなかった。

家族査定 凡人
・まあありきたりな句
・・・・・もっと他に言葉がうかば゜なかったかな。言葉を選んだ方が・・・・・
「天赦日過ぎて 気分一新4.1」 2021.04.01
たまたまこの日の朝、ラジオでこの言葉「天赦日」を聞いた。「3.31は、天がすべての罪を許すという最上の吉日」だと言う。そこでこの言葉を季語として一句つくってみた。
どの職場でも3.31を境として4月1日からスタートする。職場は変わらずとも年度の変わり目をむかえ、気分一新してリスタートしたいという気持ちをうたった。

家族査定 才能ちょいあり
・「天赦日」が季語だとしたら、良い言葉を遣ったということかもしれない
・4月1日、今日から気分一新して再スタートという気持ちが伝わってくる
天赦日を調べてみると、天赦日は四季ごとにあるそうで、1.16,3.31,6.15,8.28,10.27,11.12と、年に6回あるとか。果たして季語として遣うことは正しいのか・・・・???
俳句づくりに際して

①歳時記を参考に季語を探す
②朝、仕事に行く前に作る。
③あまり時間をかけない
④題材は日常生活に求めることが中心
⑤テレビ番組「プレバト」をみる
⑥家にあった本「俳句のつくり方が面白いほどわかる本 金子兜太」を時々参考にしてべんきょうする
「かすむ空 春がすみ?白内障?」 2021.03.31
春は「春がすみ」というくらい遠くの景色がかすんで見える。空がかすんで見えるのは、春がすみなのか、それとも加齢による白内障なのかという、日常のちよっとした不安を読んだ一句。

家族査定 才能ありかな?
・「かすむ」と「かすみ」こういうのを韻を踏むというのかな?
・加齢による白内障が出てくるところに共感する。
「光り満ち 希望に向かう 睦月かな」 2021.01.01
コロナウイルス感染の蔓延化により、経済的なものだけでなく、日々の生活に閉塞感が充満している。今年こそはコロナウイルスを一掃克服し、平凡な日常生活が戻ってきてほしいという願いを元旦の日によんだ。

家族査定 凡人
・平凡な着想
・「光り」と「希望」が、言葉的に同じような意味を持たないか?もう少し別の言葉を使ったらよかったかな。
「ベッドから 初日のひかり 窓越しに」 2020.01.01
一発目の句。我が家では2階のベッドに寝たままの状態で、日の出を見ることができる。窓越しに見える森の上から太陽が昇ってくるのである。
ベッドに横たわりながら次第に明らんでくる雰囲気が伝わってきて、初日の光を浴びるのである。それは「居ながらにして」という至極のひと時なのである。そんな気持ちをうたってみた作品である。

家族査定 才能なし
・説明的
・「初日」で「ひかり」は言う必要がない。
・平凡な情景
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